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夏のクロアチアンリゾートへ  リエカ、オパティア

クロアチアに旅立つ前、筆者はドイツのミュンヘンに2泊ほど滞在していた。8月というのに、毎日しとしとと雨が降り、気温も15度程と薄ら寒い。クロアチアのリエカにはここから、夜行の寝台車に乗って向かうことになっていた。海に行こうと思っているのに、向こうに行って大丈夫であろうかとついつい心配しながら、簡単にソーセージのサンドイッチで夕食を済ませ駅へと向かう。10時過ぎに列車はミュンヘン駅をたち、朝には、クロアチアのリエカに到着予定だ。

朝になり、寝台車で寝ている私は強烈な日差しを感じ目を覚ます。寝ている間にアルプスを越え、もうリエカは近い様だ。閉めた窓から外をのぞき込む。地中海が見える。そして超強烈な太陽の光が容赦なく照り付け、ドイツとの極端な天候の違いに驚く。さすが太陽のリゾートの国クロアチアだ!

リエカはクロアチア最大の貿易港でありその所属は、オーストリア、ハンガリー、イタリア、ユーゴスラヴィアの間で争われ戦後ユーゴスラヴィア領となり1991年のクロアチアの独立でクロアチア領となった。現在市民はほぼクロアチア人だけではあるが、戦前まではイタリア領であったため市民の88%がイタリア人で、街の景観、文化は今もイタリア風である。

この太陽に恵まれた土地では、多くの野菜果物が豊富に生産され、目の前の海からはフレッシュな海の幸も運ばれ、イタリアにも負けないおいしい料理が驚くほどの低価格で提供されている。ドイツで肉料理中心であった筆者は、さっそくイカやタコ中心のフレッシュな料理をランチに頂くことにした。

食事を終え、バスで40分程のオパティアに向かうことにする。強い日差しの地中海沿いのハイウェーをバスは軽快に走る。このオパティアはオーストリア=ハンガリー時代にはフランツ皇帝も避寒の為冬に何か月も過ごしたというオーストリア皇室や貴族の間で人気のリゾートとして発展していった。そのため、現在も多くの瀟洒なホテルや海岸通り沿いのレストランが夏の海の期間にぎわっている。

下の写真は私の宿泊したホテルの部屋のバルコニーから撮った写真であるが、海が本当に静かできれいである。自分は夕日の中、麻シャツに着替え、海岸通り沿いのレストランへと出かけたが、程よいサイズのこのリゾートタウンを自分は非常に気にいった。

海も非常に透明で、すこぶる気持ちのいい休暇をここで過ごすことができた。

自分はこんなクロアチアの夏が大好きで、三年ほど連続で夏を過ごした。そのため、友人知人からもクロアチアについてよく聞かれるので今回のリエカ、オパティア地区に引き続き、次回もダルマチアンコーストのリゾートタウンについて書くこととする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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