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Experience Japan Series! 簡単に、テーブルで茶道を体験!東京、秋葉原

茶道。自分にはそんなもの語れるわけないだろうと思っている。しかし、海外に頻繁に行く自分にとってはたしなみとして知っておきたいと思うこともある。なぜならどこに行っても抹茶ばやり。以前は日本茶といえば、Green Teaといわていたが、最近はKit Kat抹茶の影響で、抹茶こそ日本のお茶みたいな認識が広がり、先日、パリで、”Cafe Matcha Latte”というカフェを見つける始末。抹茶ファン急増で、よく抹茶を飲みたいからティーバッグをかってきてくれだのあぁ勘違いも続出中だ。そんなとき、よく自分でお茶をたてることができたらなと思いだしていた今日この頃であった。そんなとき、今日ここで紹介させていただく「テーブルで簡単にできる茶道。”有結テーブル茶道教室”に行かないか」とお声がかかった。願ったりもないチャンスと思いもちろん答えはイエスだった!場所も東京秋葉原とすこぶる便利なロケーションである。
JR秋葉原駅を出て、昭和通りを北に2分ほどのビルの前で有結の看板を発見。エレベーターで上るとこじんまりしたビルのオフィスにテーブルが置かれている。そのテーブルの上には茶碗が置いてあるのでそこに着席。
益子焼の素敵な茶碗だ。そして洋服用の懐紙入れが普通のランチョンマットの上に置かれている。私たちがイメージする畳屋たいそうな和室の設えはない。茶道ってこんな場所でも構わないのかと素人の私も思ってしまうほどのシンプルさ。
講師の神林さんから道具や道具の配置について習う。配置にも決まりがあるんだと思わずうなずく。
和菓子も来た。おいしそうだ。今日は春の風を表した、青山菊屋の薫風だそうだ。自分はこの手の和菓子が意外と好きだ。早速、お菓子のとりわけ方も学ぶ。さらに載せるのは割れない数。奇数が決まりらしい!
いよいよ先生のお点前。そつがなく美しい。ボルテージが上がってくるのを感じる。
先生から心構えも含めたお茶を受けとり頂く手ほどきをいただく。どうやら姿勢と感謝、謙虚な気持ちが重要らしい。
美味い。しかも、精神性の高いおもてなしが故、味わう自分の精神性も高揚していくのがわかる。少なくともお茶をいただくたしなみは普段にも役に立つし、日本人として、今度は、海外で、友人にも味わってほしいという気持ちになってきた。
次に鶴屋吉信の干菓子が出てきた。どうやら今度は、自分でお茶をたてるらしい。しめた!これで、自分も海外で、友人にお茶がたてれるはず!先生から手ほどきを受ける!たのしい!自分の日本人としての完成度がまた一ランク高くなったような錯覚を感じる!
どうやら、顔も気持ちも普段にはない精神性が目覚めるのを感じる!やったー!おいしいお茶を人のためにたてることができた!たかがお茶。でも妙な興奮をもってこの茶道体験ができたことに本人は超満足。今度から、海外に行くときにはお気に入りの茶碗一つと、抹茶、茶筅をもっていこう。どころか、これからは抹茶を買って、自宅でいただこうとまで瞬時で思ってしまった。茶道。自分には縁遠いと思っていた。しかし、こんなに気楽で友人たちをエンターテイメントできる手段になるとは思ってもみなかった。日常の茶道を楽しみにぜひ皆さんも一度お試しくださいませ!
有結茶道教室 (神林 浩子)090-9811-0018
www.ayumotenashi.com
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