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ハンブルクと北ドイツの個性的な街々 I

今回は北ドイツ最大の街でヨーロッパきっての港町の一つであるハンブルクと、その周辺にあるリューベック、シュベリーン、ツェッレ等の個性的な北ドイツの町々について書くことにする。いずれの街も、ハンブルクの中央駅から列車で一時間前後で行ける。その便利なロケーションからも、この地域は、私のおすすめ旅行先となっている。ハンブルクは北海から、100kmほどエルベ川をさかのぼったところにある中世以来ハンザ同盟の盟主として栄えてきた港街でドイツではベルリンに次ぐ人口規模である。第二次世界大戦の空襲で完全に旧市街が焼き払われ、私としては、おそらく無味乾燥とした商業都市であろうと思っていた。しかし、その予想はポジティブに裏切られ、ドイツの中でも非常に壮麗で美しい町であると思った。この街は上の写真にある市役所を中心に多くの水辺に囲まれていて、その橋の数は、なんとヴェネチア、アムステルダム以上といわれている。多くの水路とともに街の中心にいきなりアルスター湖というアルスター川をせき止めて作られた湖があり。美しい水都といえる。

旧市街の中心地はこれらの水辺に取り囲まれたように立地していて、多くの大型歴史的建造物に囲まれている。非常に上品、またドイツ的な清潔さが保たれている。この旧市街エリアは、美しいだけでなく、素晴らしいショッピングエリアにもなっている。

また、夜になるとドイツきっての繁華街レーパーバーンがある。こちらは、六本木に似た、多くの男女が行き来する夜の一大娯楽ゾーンとなっている。

女性には、いささかどうかと思うが、この町は、ヨーロッパ随一の妖しい町でもあり、大通りからいっぽん裏に入るとアムステルダムのレッドライトディストリクト以上の飾り窓の通りとなっている。アムステルダムの場合、多くの女性も観光客として飾り窓見物に来ているが、レーパーバーンの場合、道の真ん中にいきなり壁が設置され、わずかな壁の隙間から成年男子だけが入れるようになっている。その妖しさと生々しさはアムステルダムの比ではない!

ハンブルクには、よいホテルやレストラン、ブティックも多いので、旅行の拠点都市として、非常に便利といえる。明日はこのハンブルグから列車で40分ほどのハンザ同盟の主要都市であったリューベックを訪れることとしよう。

 

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