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MY EDITION

イタリアが教えてくれるハッピー♪なワインとのつきあいかた。

はじめまして!

今回からMyEditionに記事を書かせていただくことになったAYAです。どんな方が読んでくださってるのかなーと、想像を膨らませながら書いています。

現在イタリアはほとんどの地域で葡萄の収穫が始まりました。少し乾いて色づきはじめた葉っぱと、ゆっくり成熟した葡萄の果実たちが初秋の風に吹かれて、、北はチロル地方から、南はシチリア島まで、まるでイタリア半島そのものが甘酸っぱく薫り立っているような。。

2000年頃から、イタリアのワイン生産者の輸出をお手伝いするお仕事をさせていただいています。そんな仕事をしながら大きな声では言ってきませんでしたが、実はアルコールに非常に弱い体質の持ち主です。振り返ると小学生の頃、お正月の「お屠蘇」をひとなめして、酔っぱらい、家出するー!!と暴れ、ほんとに家を出て、気がついたら家の前の畑の藁山の上でグースカ眠っていたくらいの驚愕の弱さです。

この体質はほぼ15年間、毎日ワインを飲んでいても、漢方治療を試みても、ウコンをのんでも、何をしても変わることはありませんでした。いくら試飲しても冷静なデキル同僚や、本当に楽しく飲んでおられるお客様にまでも大きなコンプレックスをも感じ、さんざん私を悩ませてきたのでした。

連日のお付き合いや接待。常にワインを飲んでは、ウトウト、商談中にまで寝てしまって呆れられたり、こっぴどく叱られたり、、、ほんとに情けないの連続。

迷走しながらも今ご縁があってイタリアで暮らし、ワインづくりに近い位置で暮らしています。

ある人が言ってくれた「眼が見えない人は、心の眼を開く。幸いワインは口で飲むだけが感じる行為じゃない。肝臓使えないなら、鼻と心をつかえ。」という言葉。

「ワインが沢山飲めない分、飲める人が感じられないことを感じ、自分が感じとれない分はその倍の分だけ生産者の言葉を伝えればいい、自分本位にならなくてよかったじゃん。」って、、

無理矢理でもおスーパーポジティブなイタリアンスタイルに感謝しつつ、、

「シチリア、エトナ、今年はいい感じに収穫展開中!」「うちは今年は生産量はかなり落ちたけど、クオリティは高いな。」

「うちは白はじまったばかり。今週中に絶対雨降ってもらわんと、降ってくれたらもう満点!」などなどもっぱら収穫ばなし花が咲く今日このごろです。

これから皆さんとワインを取り巻く美味しいものや、文化などいろんなことをシェアできることを楽しみにしています。

ワイン大好きな方も、飲めなくて苦痛な方も、、どうぞ読んでくださいね。Baci

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