マレーシアのローカルフード～ナシレマ

マレーシアの朝食の定番、ナシレマです。

ナシレマは、ココナッツミルクで炊いたご飯にイカンピリス（揚げジャコ）、ピーナッツ、ゆで
卵、サンバルと呼ばれるチリペーストなどを乗せたもの。
ナシ＝ご飯、レマ＝油脂という名前からもわかる通り、ちょっぴりカロリーは高めで、実はこれ
がマレーシア人の肥満の原因の一つとも言われているのだとか。

とは言え、少し甘味があってコクのあるご飯に、ピリッと辛いサンバルペーストが相性バッチリ。
ピーナッツとイカンピリスの風味も香ばしくて、太るとわかっていてもついつい食べてしまうの
も納得です。

このナシレマはマレーシア人の国民食とあって、屋台、フードコート、カフェ、レストランなど
朝食時以外にも、様々な場所で提供されています。

ローカルのお店では、このようにおにぎり状にしたナシレマを、バナナの葉や油紙に包んだもの
が一般的。

お店以外にも、朝の通勤時間には、道路沿いにこのようなナシレマを売るテントが出て、通勤途
中の人たちが購入していく姿をみることができます。
言ってみれば、これは日本のおにぎりといったところかな。

一方、レストランで頂くナシレマは、お皿に綺麗に盛り付けられ、チキンなども添えられてい
るので、とっても豪華。
こうしてみると、何だか別のお料理のように見えますね。

マレーシアの人たちが、愛してやまない「ナシレマ」。
皆さんもマレーシアにいらした際には、ぜひ一度食べてみて下さいね。