【2019/8/20更新】アメックスは海外旅行で使えるクレジットカードなのか!?『アメリカン・エキスプレスを徹底分析!!』
アメックス=海外旅行に強いクレジットカードというイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?その反面
「VISAの方が使えるお店が多いんじゃないの?」
「他社のカードでも空港ラウンジ使えるけど。。」
「アメックスは年会費が高い」
「審査が厳しそう」
などなど、本当にアメックスのカードは海外旅行に役立つのか疑問を抱いてる人も多いはず。
そこで今回は『アメリカン・エキスプレス・カード』が本当に海外旅行に役立つカードなのか徹底分析してみました!
今回の分析内容(もくじ)
1、使える空港ラウンジ
2、付帯する海外旅行傷害保険の内容
3、手荷物無料宅配サービス
4、エクスペディアが「優待料金」で利用できる
5、旅先で困っても安心「海外旅行先からも日本語で対応」
6、マイルが貯まりやすいポイントシステム
7、その他の付帯サービス
8、海外旅行にアメックスは使えるカードなのか? まとめ
1、使える空港ラウンジ
海外旅行は国内旅行に比べて空港にいる時間が長いので、空港ラウンジを利用する方も多いはず。
アメックスで利用できる空港ラウンジを調べたところ、意外や意外、海外では「ハワイのホノルル国際空港」と「韓国の仁川国際空港」しか利用できませんでした!これは意外でしたー。
国内はほぼ全ての空港で利用することができますが、海外ではハワイと韓国以外は利用することができないのでご注意を。(2016年9月8日調べ)
※仁川国際空港でのラウンジサービスは2019年4月30日をもちまして終了いたしました。
アメックスの公式サイト(利用できる空港ラウンジ)※外部サイト
ゴールド会員は「プライオリティ・パス」を無料で持つことができる!
しかし諦めないでください。ゴールド会員であれば、国内外700ケ所以上の空港VIPラウンジをご利用いただける「プライオリティ・パス・メンバーシップ」を無料(通常99米ドル)で持つことができます。
空港ラウンジは1回の利用で1,000円~3,000円の料金がかかりますので、頻繁に海外旅行や出張に行くという方には「プライオリティ・パス」を発行しておくと便利だと思います。
2、付帯する海外旅行傷害保険の内容
海外の病院は日本に比べ物にならない位高いということはご存知でしょうか?
アメリカのロサンゼルスだと初診料が約18,000円(日本は約2,700円)、入院した場合1日の部屋代は約16万円(日本は約1.7万円)にもなるんです!!
当然ですが、日本にいる時のように健康保険を使うことはできません。こんな金額払えないですよね。いや、払えたとしても払いたくないですよね。
前置きが長くなってしまいましたが、海外旅行に行く際は、「海外旅行傷害保険」に入るか、「海外旅行傷害保険」が付帯されるクレジットカードを持っておく必要があるということをお分かりいただけたかと思います。
大抵のクレジットカードにはこの保険が付帯されていますが、カードによって利用条件や保障の内容が異なります。アメックスは一般会員(グリーンカード)とゴールド会員(ゴールドカード)で、保障金額が異なっております。
一般会員(グリーンカード)は最高5,000万円、ゴールド会員(ゴールドカード)は最高1億円!!
この保障額の高さがアメックスの売りでもあります。万が一の為に、この保障額は心強いですね!
ただし、この保障が適用されるのは、海外旅行・国内旅行の際、航空券やパッケージ・ツアー等をアメリカン・エキスプレスのカードでお支払いいただいている場合に限りますのでご注意ください。
3、手荷物無料宅配サービス
これもアメックスの特徴の一つです。公式サイトにある文章をそのまま引用します。
ご自宅―空港間(往復)を、カード会員1名さまにつきスーツケース1個を無料で配送いたします。(羽田空港(国際線利用のみ)、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港)
重たいスーツケースを持って、家と空港までの道のりって結構大変なんですよね。お土産などで荷物が多くなった帰りは特に大変です。そんな時、このサービスは非常に助かります。
私の場合は家族で海外旅行に行くことがほとんどですので、すぐに出したい荷物だけを入れたスーツケースは自分で持ち、それ以外のものを入れたスーツケースを配送してもらうという方法を取ってます。
4、エクスペディアが「優待料金」で利用できる
※出典:エクスペディア
アメリカン・エキスプレスのカード会員であれば、エクスペディアのホテル予約やパッケージツアー(航空券+ホテル)が安く利用できちゃいます。
現在の特典は
1.海外ホテル予約が8%OFF
2.航空券+ホテルが¥3,750OFF
※2019年8月20日時点
※詳細はエクスペディアの公式サイトでご確認ください。
ホテル予約が8%OFFって大きいですよね。
例えば3万円の部屋を5泊した場合、総額で15万円になりますが、8%の割引額が12,000円にもなります。12,000円も浮いたら、豪華な食事やアクティビティの利用に使えちゃいますね!!
5、旅先で困っても安心「海外旅行先からも日本語で対応」
※写真はイメージです。
レストランのご予約から緊急時のご相談まで電話で対応してくれます。世界中のほとんどの国から24時間通話料無料またはコレクトコールでご連絡いただけます。
いざという時のために電話番号は控えておいた方が良いですね!
ちなみにプラチナカードだと、「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」というものがあり、海外旅行に限らず、あらゆる相談をすることができるサービスが存在します。
6、マイルが貯まりやすいポイントプログラム
100円=1ポイント
これもアメックスの大きな特徴ですね。貯まったポイントはマイルや提携ホテル・グループへのポイント移行が可能です。
JALへの移行が2014年1月31日をもって終了となってしまい、残念な想いをしている方は多いかと思いますが、ここで超お得な裏技をご紹介します。
ブリティッシュ・エアウェイズでお得に航空券をゲット!
アメックスで貯まったポイントを、ブリティッシュ・エアウェイズのマイルに移行することはできます。
お察しの良いかたは既にピンときていると思いますが、JALのマイレージバンクはブリティッシュ・エアウェイズはと提携しておりますので、ブリティッシュ・エアウェイズでマイルを使ってJAL便を取得することができちゃうんです!
JAL便が取得できるだけではありません!
なんと、札幌(千歳)、羽田間が通常15,000マイルのところ、ブリティッシュ・エアウェイズだと12,000マイルで取れちゃうんです!その差なんと3,000マイル!!これはお得!ですね。
ちなみに、ANAはいまだに移行可能となってます。(ANAへのポイント移行には、別途参加登録費が必要です。[年間5,000円+消費税、2年目以降自動更新])
7、その他の付帯サービス及びサポート
さらにアメックスでは、一般会員(グリーンカード)とゴールド会員(ゴールドカード)両方で、下記のサービスやサポートも付帯されています。
エアポート送迎サービス
自宅と空港をMKタクシーが定額料金で送迎してくれるサービスです。
【対象空港】:成田国際空港、羽田空港(国際線利用のみ)、関西国際空港、中部国際空港
無料ポーターサービス
出発時に空港の駅改札口やバス停からチェックインカウンターまで、帰国時は到着ロビーから空港の駅改札口やバス停まで、専任スタッフがお荷物を運んでくれます。
【対象空港】:成田国際空港、関西国際空港
エアポート・ミール
メンバーシップ・トラベル・サービス「ゴールド・デスク」で対象となる国内線航空券を購入していれば、羽田/伊丹空港内の対象レストランで使える1,000円分のクーポンがもらえます。
空港クロークサービス
トランジット(乗継便の待ち時間)などに、対象空港内の『手荷物預かり所』でカード会員1名様につき荷物を2個まで無料で預けることができます。
ただし、こちらの対象空港は関西国際空港と中部国際空港のみです。(2019年8月20日時点)
詳しくは公式サイトで確認ください。
海外携帯電話レンタル割引
海外用レンタル携帯電話をレンタル料は半額(250円→125円/日)、通話料も通常の10%割引で利用することができます。
【対象空港】:成田国際空港、関西国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)
詳しくは公式サイトで確認ください。
海外旅行にアメックスは使えるカードなのか? まとめ
いかがでしたでしょうか?
一つ一つ見ると、他社のクレジットカードに負けている部分もありますが、アメリカン・エキスプレス・カードは、海外旅行(トラベル)に必要な付帯サービスやサポートが一通り揃ったクレジットカードだと言えます。
確かに他社のクレジットカードと比べると年会費が高いですが、上記でご紹介した付帯サービスをフル活用できれば決して高くないと思います。
アメックスの年会費
【一般会員(グリーンカード)】:12,000円
【ゴールド会員(ゴールドカード)】:29,000円
【プラチナ会員(プラチナカード)】:130,000円
※上記価格は税抜き価格です。
ゴールド会員(ゴールドカード)の審査が緩くなってる!?
アメックスのゴールドカードって審査が厳しいイメージがありますが、実は昔ほど審査は厳しくありません。
一般的な安定収入がある方であれば、いきなりゴールドカードから持つことができちゃいます。20代の方でも年収300万以上あれば作れるケースもあります。それ位、今のゴールドカードは審査が緩くなってます。他社のゴールドカードを作れれば、かなりの確率でアメックスのゴールドカードの審査は通ると思います。
今まで審査が厳しいと思って入会を踏みとどまっていた方は、落ちることを怖がらずに入会申請してみてはいかがでしょうか?
>> 個人カードのお申込み
>> 法人カードのお申込み
セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードなら年会費3,000円~
「でもやっぱり年会費が高い」という方には、セゾンのアメックスがおすすめです。
通常カードよりもトラベル関連の付帯サービスが弱くなってしまいますが、一番年会費が安い『セゾン・ブルー』でも、「手荷物無料宅配サービス」や「最高3,000万円の海外旅行傷害保険」が付帯されるなど、年会費以上の付帯サービスが付いております。
まずはセゾンのアメックスから持ち始めるのも良いと思います。詳しくは公式サイトをご確認ください。セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードの公式サイト
いつもより少し贅沢に海外旅行をしたいなら入会したいクレジットカード。アメックスはそんなカードだと思います。
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