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フランス中部で中世を感じる夏の旅 最終地点La Rochelle。
フランスの何もない田舎町を巡る旅をお届けするシリーズもこれで最後!
タイトルには「中世を感じる」とありますが、それは前回のPoitiers編でおしまい。
最後はLaRochelleのおのぼりさんコースで締めたいと思います。
La Rochelleは、パリに行くまでの間の数時間だけの滞在でしたが、
この美しい街のほんの一部をご紹介します。
La Rochelleはフランスの漁業の中心地。
また、ヨーロッパでも最大級のヨットハーバーを有しています。
マリーナに停泊している船やヨットは大西洋の島へバカンスに出かけたりお魚釣りを楽しんだりしているのでしょう。
大西洋ではカジキなどの巨大魚も「そのへん」で釣れるそうな!
そして、この土地もまた度々の外国との戦いを経験してきた砦の街でもあります。
名残として象徴的な存在であるこちらのシェーヌ塔とサン・ニコラ塔というふたつの塔は、旧港を守っていた重要な街の見張り役です。現在は資料館やカフェとして生まれ変わっていますのでぜひ立ち寄ってみてください。
港を見張るように街を守っている時計台もまた、市街地への外敵侵入を拒んでいた重要な建物です。
時計台の下をくぐり抜けると、旧市街地へと繋がっているんです。なんだか秘密の通路みたいでワクワクしますね。そしてこれだけ厳重な砦が築かれていたことから、いかにこの港町が争いに侵されてきたのかが伺えます。
とは言っても今はもう戦いのない安全安心な場所。
かつては時計台の中にしか町が作られませんでしたが、
戦後、時計台の外にできた新しい町には、港沿いにカラフルな新市街地のマーケットが並んでいます。
お土産や海産の食べ歩き、アイスクリームなど目移りしちゃいますね。
またパリに比べると非常に物価も安いので、お気に入りが見つかったらぜひゲットしましょう!
そしてなんといっても港沿いにはいくつものレストランがあります。
港町といえば新鮮な魚介ですよね!
あっさりした生牡蠣に
シュリンプカクテル、
そして大西洋といえば!ガーリックと白ワインの香り豊かなムール貝と、フレンチフライのセット。
幸せいっぱいです。
事前情報なく入ったお店でしたが、とっても美味しくてリーズナブルでした。
【Le Bistrot des Pêcheurs】
https://www.tripadvisor.fr/Restaurant_Review-g187206-d2140271-Reviews-Le_Bistrot_des_Pecheurs-La_Rochelle_Charente_Maritime_Nouvelle_Aquitaine.html
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さあフランス中部の、のどかな旅もおしまい。
TGVに3時間ほど乗って、パリへと向かいます。
ちなみにフランスの地方の電車のオンライン予約は、公式サイトよりもOUI.sncfアプリが便利で早いですよ。
事前にチケットを取っておけない場合や、(私のような)場面行動派の人にはおすすめです!
長いシリーズでしたがフランスの田舎編。
お読みいただきありがとうございました!
次回、ショートステイなパリ編でお会いしましょう。
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