~東欧女子ひとり旅⑤~ブダペストの華麗なる建築とカフェ文化

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街のあらゆる建物が世界遺産に登録されている、ブダペスト。侵略や戦争によって、街が幾度となく大火に見舞われ、失われ、そのたびに再建されてきた、不屈の美しさを誇る街。 前回に引き続きご紹介する「ブダペストの楽しみ方」、今回は街を語る上で欠かせない名建築と、人気のカフェスポットをご紹介したいと思います。 4、激動の歴史を経て佇む、美しい建築と絶景スポットを巡る ■漁夫の砦 美しい塔とネオ・ロマネスク様式の優雅な回廊からなる「漁夫の砦」は、ブダペストのペスト地区を一望できる、風光明媚な人気スポット。ドナウ川の向こう側に見えるのは、ハンガリーの華麗なる国会議事堂。第二次世界大戦時、戦火にさらされたブダペストはナチスドイツ軍とソ連軍が入り乱れ、街は壊滅状態になったといいます。つねに他国からの侵略、攻撃に苦しめられてきたハンガリーという国。この砦から見える景色は、そんな悲しい歴史を感じさせないほど美しいものでした。 現地で仲良くなった、ハンガリー人の美人ガイドさん。 「漁夫の砦」は、中世時代、この場所にドナウ川で漁をする漁夫たちのギルドがあったことからこの名前が付いたとか。丘の高さは約70メートルもあり、砦という名前にもかかわらず、要塞として機能したことは過去一度もない、という不思議な砦。回廊にはカフェもあり、コーヒーを飲みながら、美しい眺めを堪能できます。 ■マーチャーシュ教会 ブダ地区の丘の上に立つマーチャーシュ教会は、13世紀に建てられた、ネオゴシック様式の華麗なる教会。歴代の国王の戴冠式や結婚式などに使われる、由緒正しい教会です。オスマン帝国の侵略を受けた16世紀以降はモスクとして使用され、17世紀にハプスブルグ家が奪還し、カトリック教会に戻った後はバロック様式にと、この国の複雑な政治的背景によって幾度となく改築され、中東、アジア、ヨーロッパ、と各時代の要素が今でも残っているというのが興味深い。ゴシック様式でありながら、ダイヤモンド型のカラフルな屋根のデザインがなんだかメルヘンチックで可愛い。 ■聖イシュトバーン大聖堂 ペスト地区にある、カトリック教会の総本山、聖イシュトバーン教会。2本の塔と中央にドームがそびえるネオ・ロマネスク様式の華麗なる教会は、ブダペストでのもっとも高い建物。ハンガリーにカトリックを広めた聖人として崇められている、初代ハンガリー国王、イシュトヴァーンのミイラ(右手のみ)が一般公開されているのですが、もちろん、神聖なものなので撮影はしませんでした。 ■フォーシーズンズホテル ブダとペストをつなぐ、くさり橋のふもとに優雅に佇む「フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト」。もともとはグレシャム宮殿という宮殿を改装したこのホテルはハンガリーにおけるアールヌーボー様式の傑作、と言われているそう。写真は、アールヌーボーの優雅な曲線を描く鋼鉄と、ガラスの組み合わせがなんとも美しいエントランスホール。ハリウッド映画のロケ場所としてもよく使われる、ブダペスト随一の名門ホテルです。 5、世界一美しい夜景を堪能する ブダペストの夜景は世界一、とよく耳にします。「欧州の宝石箱」「ドナウの真珠」は夜にこそ輝きを放つのだ、と。でも、一人旅だし、夜景を見てロマンティックな気分になる乙女チックな性格でもないし・・・正直、夜景というものをナメてました。でも、ハンガリー人のガイドさんに強く勧められ、断る理由もなく、なんとなく参加したドナウ川の夜景クルーズ(しかもシャンパン付き!)。結果、これが本当に良かった! 上の写真はゴシック・リヴァイヴァル建築の傑作といわれるハンガリーの国会議事堂。この建物が作られた背景には、ハプスブルク帝国の支配から独立し、ハンガリーが独自の国会議事堂をはじめて持つことが可能になった、という状況があります。だから、この圧倒されるような存在感は、他国多民族からの支配からやっと独立できた喜びと、ポジティブな意味で“これがハンガリーの力だ!”という、この国のナショナリズムを象徴しているような気がしてなりません。 夜、ドナウ川から見る国会議事堂は、黄金色に輝き、暗闇に浮かび上がるように見えて、息をのむほど美しかった。船が通り過ぎる少し前から雨が降り出して、写真に雨のしずくが入ってしまいました。でもこの一枚、自分でもけっこうお気に入りです、、、! ドナウ川沿いの遊歩道も夜になると美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気に。ブダ王宮、くさり橋、漁夫の砦やマーチャーシュ教会、昼間は威風堂々とした数々の建築物もすべてライトアップされ、ドナウ川の水面に光があふれる。この優雅な光景にしばし圧倒されてしまいました。夜景にあまり興味がない方も、ブダペストの夜景は一見の価値あり、です。 6、ブダペスト名物! 伝...
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