スペインならではの修道女の手作り菓子

スペインは、一般にキリスト教徒の国です。

教会があちこちにあり、修道院もたくさんあります。

教会は、結婚式や宗教的お祝いなどで収入を得ますが、

修道院では、修道女達がお菓子や、ワイン、石鹸などを作って販売しています。

グラナダにも、たくさん修道女による手作りお菓子を売る修道院がたくさんあります。

その一つに、今回は、ダロ川沿いから小道を上がったところにある、サン・ベルナルド修道院のお菓子を紹介します。

修道院の中に入ると、奥に、扉があり、その横に、売っているもののリストと値段が書かれた紙と、購入の仕方がが提示されています。

いろいろなお菓子やワインが売っていますが、お勧めは、まずはいろいろな種類のお菓子が入った詰め合わせ。

購入の仕方は、木の扉の右側にある、ブザーを押して鳴らし、修道女が応答したときに、

「キエロコンプラール　カーハスルティーダ」と言うと、

木の回転窓が周り、修道女が、お菓子の詰め合わせの箱をくれます。

そして、お金を払えば購入完了。

中には、５種類のお菓子が目一杯入っていました。

日持ちしますので、ちょこちょこおやつとしてつまんだり、お土産にもお勧めです。

修道院によって、お菓子の種類も、売っているものも様ざまです。

時間があれば、いろいろな修道院を回るのも楽しいかも。

購入できる時間は、午後１時過ぎから６時か７時くらいまでです。

昔、初めてスペイン旅行をする前に、日本でスペイン語を習っていたスペイン人の先生に、スペインのお土産で何がほしいか聞いたら、「修道女のお菓子」と言われましたが、そのときは見つけられませんでした。

よく見ると、あちこちにあるのに、気づかなかったのです。

昔は、情報がなかったので・・・。

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